仄仄-HONOBONO-

斎藤工さん出演情報日めくり/ほのぼの日記

ティーチイン@福山(二十六夜待ち)

雪の心配をしながら出かけた、大好きな街。

なぜかわからないけれど、とても肌に合うのです…寒さは福岡の比ではありませんが☃️

駅のどちら側に出ても落ち着きます。リピーターになりそう😁

次回はローズ園を制覇したいものです🌹

 

さて、簡単ではありますがティーチインの模様を。

質問としてあがったのは、だいたいこんなところです。

 

どんな役作りをしたのか。

どんなシーンが思い出に残っているか。

好きなシーン。

記憶を失った役へのアプローチ方法。

サントラについて。

 

大いにネタバレがあります。まだご覧になってない方は、ご注意くださいませ。

なお、メモも録音も録画も(当たり前ですが)おこなっていないので、一字一句同じではなく、また順不同です。ご容赦のほど。


 


役作りや撮影時の状況について。

越川:その場でスタッフやキャストと話し合って作り上げていきました。脚本にはこれだけしか書いてないの?誰だ?あ、俺が書いたのかみたいな^^;

井浦:実際にこういう方が存在しているという話を聞きました。記憶を失った人物と言っても、その人物によってアプローチの仕方は違ってくる

 

ドラマと映画では、それぞれの作り方や表現方法があるのだそうです。

 

 

こんなエピソードも

越川:寝てたよね、あの時

井浦:気持ちが動くことがとても大切だと思っているので、“間”が長くなったんです。そしたら(黒川)芽以ちゃんが寝ちゃって

越川:「一瞬寝ました」って話してた

 

 

新さんの…

井浦:実は「ワンダフルライフ」の時と同じカメラマンで「新くんのお尻を撮ったぞ」と喜んでました(笑)

 

好きなシーン

監督も新さんも、草笛を吹くシーンがお気に入りだとのこと。

 

越川:何かしたい、何か入れたいってことになって

井浦:唯一、僕ができたのが草笛だったんです

 

そのシーン、とても楽しい撮影だったそうですよ^^

 

 

原作との違い

越川:原作とは場所を変えて震災後の街ということになっています

 

 

「ぜひ彼氏と一緒に」

「わたしは昭和の人間なので色っぽいシーンは照れてしまって、彼氏と一緒には見に行けないと思いました。でも、月を見るたびに、そして新さんをテレビで見るたびにこの映画のことを必ず思い出します」

という素敵なことを話した方がいらっしゃいました。

その方への新さんのお返事です。

 

 

カットしたシーン

越川:月を見上げているシーン、実はもうひとつあるんです。カットしたんですけど、あるんです!

どうしてもここで撮りたい、という画(え)があって、杉谷が空を見上げていて由実が振り返るという。編集するときは「自分が一番好きなシーンからカットしろ」と相米監督から教わって…でも「越川さんの作品はおいしいシーンが全部カットされてる」と言われることもある。どうなんでしょうね?

 

 

杉谷の鼻歌について

越川:僕は子供の頃、台風や土砂降りの日にわざと濡れながら大声で歌うのが好きでした。今も寒いな〜とかなんとなく口ずさむって誰でもあるでしょ?そんな感じです

 

 

音楽と故郷

越川:その土地の人々を撮影するのだから、そこで歌われているものじゃないと意味がないと思っています。じゃんがら保存会の人たちに出演してもらって、実際に歌ってもらいました。

僕は静岡の浜松というところの出身ですが、そこから外に出た人間なので、故郷はめんどくさいと思うこともある。(劇中にあるように)お祝いの席で歌われる歌が嫌いだという気持ちも、よくわかる。本当に「嫌いだ〜」っていうような顔してたでしょ(笑)

 

劇中に出てくる広島弁の会話

越川:スタッフに広島出身の人間がいて「絶対にわからないような言葉をなにか教えてくれ」って頼みました

 

杉谷の出身地

映画の終盤、新さん扮する杉谷がある言葉を呟きます。これは伏せたほうがいいですよね。

お聞き逃しなく、とだけ書いておきます。

 

 

魚をさばくシーン

井浦:これは実際に日本料理店で教わりました。「フグができれば他のはなんでもできるから」と言われて、内臓は流石にやりませんでしたけれど

越川:1000本ノックだよね

井浦:料理の仕方とか盛り付けを教わるんだろうか、という感覚でいたら、いきなり「じゃあこれやってみようか」という感じでした。「はい次、はい次」みたいな

越川:生け簀にいろんな魚が泳いでいて、店主が「命は愛しい」って話してた

 

 

手の演技

 

本当に美しかったですね…ティーチインの時も、ついつい新さんの手を撮影してしまいました(すみません💧)。

それもみなで話し合って作り上げていった、ということのようですが

 

越川:撮影の最後の頃は、僕が何も言わなくても役者たちがやってくれていた。杉谷が由実ちゃんに切符を渡すシーンも(略)

 

これも書かないでおきましょうか。とても印象的なシーンとなっています。

 

 

街の風景

越川:映画館の看板がなくなってしまって…6館あったのが全部震災で流されたんです。いわきを構成しているものが欠けてなくなってしまったことが、ショックでした

 

そこから少しずつでも前も向いて歩き続けている人たち、それは杉谷も由実もそうなのですが、「生き直そうとしている人たちを描く」ということでもあるとのことでした。

 

映像美を味わいたい方、オススメです。

「二十六夜待ち」、ゆったりと楽しんでくださいね。

今日もいい日でありますように。

 

*「大丈夫?」

質問者のほうをしっかり見て真摯に答えてくださった越川監督と新さん。

特に新さんは連写モードの音が響いても「大丈夫?今ので全部(メモリ)を使ってしまったんじゃない?」

持ち物を落っことしたお客さんには「大丈夫ですか?」

さりげなく会場を気遣ったり和ませてくれていました。

雪がちらつき、とてつもなく冷え込んだ日でしたけれど、ほかほかして無事に九州まで帰ってきたのでした。